倒産した会社からの回収した事例
依頼人 | 請求の相手 | 債権額 | 回収額 |
---|---|---|---|
内装業 | 建設会社 | 100万円 | 100万円 |
このケースの概要
依頼人に業務を発注した建設会社の依頼人(建築主)が倒産。内装業の請負代金が回収できない事態に。
回収方法
まず司法書士名による内容証明郵便で支払いを催促。
先方からは「50万円の範囲で払う」との回答が来たため、訴訟での回収手続きに変更。
裁判で勝訴判決が出たことから、再度支払いを催促するも支払いがないため、相手の銀行口座を差し押さえ。
しかし残高がほとんどなく、差し押さえ手続きを取り下げる。
他の資産状況を調査するため、裁判所に財産開示手続きの申し立てを行う。その結果、相手が別の取引先に100万円を超える売掛金を有していることが判明する。
財産開示ののち、相手が「売掛金を回収しだい、未払金を支払う」内容の書面を提出。入金を確認し、回収成功。
回収に要した期間
約1年3ヶ月